和束堆肥の会

Q&A

A. BOXでの1次処理は、水分と養分の多い生ごみを太陽の光と熱&微生物の力(床材)を利用して腐らせずに分解・減量させるしくみです。 水分をしっかりきることで、家庭からでる生ごみを処理することができます。

ハクサイやダイコンなど大きな野菜は小さく切ってから入れると減量しやすいです。またスイカは水分と養分が多いため腐りやすいので、量が多い場合はごみ収集に出すか、小さく切って乾燥させてから入れてください。

魚や鳥(骨や内臓)などの動物性は臭いを抑えるために、床材を上からまぶしてください。

〇例:調理くず/食べのこし/貝殻/種/卵の殻/お茶がら/生花

× 例:腐ったもの/廃油

(食品についたラベルや、納豆などの小分け調味料容器のプラスチックは分解できませんので、投入時気をつけてください。)

A. BOXでの1次処理は、腐りやすい生ごみを乾燥させながら腐らせずに保管させていきますので、分解はゆっくりです。 減量はしますが、なくなってしまうことはありません。

A. ケース内の水分が多いことが原因です。追加分の床材を入れてください。

また生ごみを入れる量を減らすか、2~3日生ごみを入れるのを休みケース内を乾燥気味にしてください。底からかき混ぜると腐敗します。

A. ウジムシにはハエやコウカアブ、ショウジョウバエなどがいますが、産卵しなければウジムシはわきません。 生ごみの水切りの際に産卵しないように管理します。また乾燥気味に管理すると、ウジムシは生きられません。

※BOXの上の方の、本体と蓋の隙間に産卵するケースが確認されています。見つけ次第、卵を除去してください。BOX内でのウジムシの発生が軽減されます。

A. 緑のものは緑藻(リョクソウ)といって、光を利用しながら生ごみの養分を分解するものです。問題はありません。

A. 粉のようなものは白や灰色のダニの一種です。人体には影響がないので問題ありませんが、口からは吸わないようにしてください。

A. 一次処理したものはまだ病原菌や大腸菌などがいます。より安全にするためには2次処理で高温発酵(60~70℃)させることが大切です。

ケースがいっぱいになれば堆肥舎での二次処理に移りますので、一次処理したものは回収日(※回収カレンダー参照)に回収場所までお持ちください。

※一次処理したものは「堆肥」や「肥料」ではありません!未完熟なものは野菜の病気や虫の発生、鳥獣害の原因となりますので畑に返さないでください。